コンプレックスを味方につけるひとり言

コンプレックス

こんにちは。ひとり言研究所 所長の湯浅里美です。

今日の研究テーマは「コンプレックス」です。
いわゆる劣等感、というやつですね。

劣等感でいっぱいな時って、
きっと「心穏やか」とはいかないですよね…。

もしかすると、心の中はこんな<ひとり言>でいっぱいかもしれません。

◯◯な私って全然ダメだなぁ…
どうして私ってこうなんだろう…
・私も、あの人みたいに、もっと◯◯だったらいいのにな…

あなたはこんな風に感じたことがありますか?

*****

いろんな方のお悩みを聴いていると、「劣等コンプレックス」って、結構な頻度で登場します。

何に劣等感を感じるかは十人十色ですが。

中でも、結構根が深いなぁと感じるのが、「生まれ持ったものに対する劣等コンプレックス」です。

「生まれ持ったもの」と言うのは、例えば…

・どんな身体(容姿)で生まれたか
・どんな環境で生まれたか
・どんな家(家族の元)に生まれたか

などなど。

そして、これらに強烈な劣等コンプレックスを感じている人は、こんな<ひとり言>を言っていることが多いなぁと感じます。

 

私が不幸なのは全部◯◯のせいだ…
どうせ私は◯◯だから、うまくいかなくてもしょうがないんだ…

この◯◯には、劣等コンプレックスを抱いていることが入ります。

たとえば

「私は”貧乏な家の生まれ”だから…」とか、
「どうせ私は”可愛くない”から…」とかとか…。

*****

かくいう私にも、↑のような<ひとり言>を言っていた時期がありました…。

ちなみに、私が強烈な劣等コンプレックスを抱いていたのは、自分の「声」に対してです。

きっかけは、同級生のお母さんから言われた、

「里美ちゃんの声って、男の子みたいで、低くて変わった声だね」

という、何気ない一言でした。

この言葉に、幼かった私はめちゃくちゃ傷ついたんですよね。

「私の声って男の子みたいな変な声なんだ…」

って。

私の場合は、それがだんだんと自分の中で

「だから私は女らしくないんだ…」
「だから私は可愛げがないんだ…」

という風にまで発展していったんですよね。

声にまつわる劣等コンプレックスは、
単に自分の声が嫌い、というだけではなく、

私が<女性としての自信>を失う
きっかけにもなったんですね…。

これが特に、恋愛がうまくいかなくなった時なんかには顕著に出てきまして…

「こんな私だから恋愛もうまくいかないんだ…」

と思ったことは一度や二度ではありませんでした^^;

 

劣等コンプレックスが厄介なのって、
それがまるで全ての不幸の原因かのように
思ってしまうことだと思うんですよ。

だから、何かうまくいかないことがあるたびに、
「ほら、だから私は不幸なのよっ」
ついつい言いたくなってしまうというか…。

 

……でも、ですよ。

この記事を今、客観的に読んでくださっているあなたは、もうお気づきだと思うんです…。

 

恋愛が上手くいかないことや
自分に自信が持てないことと
声が低いことって、
全然関係ないよね?( ̄▽ ̄;)

 

って(笑)

 

そう。

劣等コンプレックスが不幸を生んでいるんじゃないんです。

その劣等感が全ての不幸の原因なんだと、
勝手に思い込んで勝手に落ち込んでいる自分がいるだけなんですね…。

*****

勝手な思い込みだ、なんて言われると…

そんなことないよ!
私がうまくいかないのは全部◯◯のせいだもの!

…と、反論したくなる人もいると思うんです。

で、その気持ちも、よーくわかります。

でも、↑の私の声の話を読んでいただけたら、
お分かりだと思うんですね。

私が劣等コンプレックスを拗らせたのは、
同級生のお母さんの

「男の子みたいで、低くて変わった声だね」

という一言だったわけですが、

別にこれって

「だからあなたは不幸になりますよ〜」
「だからあなたは女として終わっていますよ〜」

なんて言われたわけじゃないですよね(笑)

勝手に女性としての価値を結びつけたり、
幸不幸を結びつけていたのは、他ならない私自身だったわけです。

…もうこれ、勝手な思い込み以外の何ものでもないですよね(笑)

私自身、この思い込みに気がついた時に、
あまりのパワフルさに驚きました…。

思い込みってオソロシイ…((((;゚Д゚))))))) って。

でね…その時にふと思ったんです。

思い込みの力ってすごいな!
だったらこの思い込みの力を、逆に使ってみたらどうだろう?

って。

コンプレックスを味方につけるひとり言

「思い込みの力を逆に使う」といっても、取り組むことはめっちゃくちゃシンプルです。

劣等コンプレックスの根っこにある

こんな私で生まれたから私は不幸なんだ…

という<ひとり言>を、逆に言い換えてみるんですね。

 

たとえば、こんな風に自分に問いかけてみます。

<今の私>に生まれたから良かったことや、出会えた事ってなぁに?

って。

この質問を、心の中で自分に何度も問いかけてみるんです。

 

昔の私の場合だと、
「声」に劣等コンプレックスを感じていたので、

「今の声の私に生まれたからよかったことはなんだろう?」

という風にイメージしてみたわけです。

すると…

  • 特徴的な声だから、他人の印象に残りやすく覚えてもらいやすい
  • 声がよく通るので、騒がしい飲食店でも「すいません」って言ったら、絶対店員さんが気づいてくれる(笑)
  • 落ち着く声で安心すると言われることが多い
  • それがセミナー講師やセラピストとしての仕事に大いに役に立っている

などなど、挙げてみると色々出てきたんですね。

 

これらを改めて可視化してみてわかったことは、

ずっと好きになれなかった私の「声」は、
実は私のことを助けてくれていた、ということ。

声自体は何一つ変わっていないんですけどね。
厄介な存在だった声が、私の味方に変わった瞬間です。

 

いかがでしょう?

私は、
劣等コンプレックスで苦しんでいる人に対して、

「それは良くないことだから無くしましょう」
「無理やり<問題ない>と思い込みましょう」

なんてことが言いたいわけではないんです。

 

でもね、これだけは伝えたいんですね。

そのコンプレックスを抱えていたあなたは、生まれてから今まで、24時間365日、ずーっと不幸でしたか?

と。

 

嫌な思いをしたことがあるかもしれません。
他の人と比べて落ち込んだ日もあるでしょう。

でも、そんな劣等感でいっぱいだった時でさえも、
嬉しかったことや楽しかったこと、
幸せだなぁと感じた瞬間って、必ずあったはず。

そのことを思い出した時に、

コンプレックスそのものには
あなたの人生を不幸にする力はない

ということに気がつけると思うんです。

なので、

「自分のこういうところが嫌だなー」とか
「こうじゃなかったらよかったのに」って
落ち込んだり悩んだりしやすい人は、

ぜひ、

そんな自分に生まれたからこそ
よかったこと、出会えたことを、
ぜひ思い返してみて欲しいなぁと。

最初はなかなか出にくいかもしれませんが、
続けていくうちにだんだんと出てくるものです。

きっと、「今まで見てなかっただけなんだな」
と気付くはずです。

 

そうそう、どうしても見つからない時は

「実はそのことに対して、
人から褒められたことはないか?」

ということを振り返ってみるのもオススメです。

 

意外とね、
「自分ってダメだなぁ」と思っていることでも

「え?それってあなたのいいところじゃない?」
と思ってくれている人もいたりするんですよ。

ちなみに私も、↑の問いかけを自分にしてみた時、
自分の声が大っ嫌いだった割に、
「いい声だね」と褒められることが多かったことを
思い出したりもしました(笑)

ほんと、人って聴きたいことしか聴いてないし
見たいものしか見てませんよね〜(^◇^;)

というわけで、ぜひぜひお試しあれ♪

 

コンプレックスを味方につけるひとり言
「<今の私>に生まれたから良かったことや、出会えた事ってなぁに?」

コメント

タイトルとURLをコピーしました